2026.07
ヴァイオリン
E線だけが鳴りすぎる
他の弦に比べて金属的だという相談。魂柱が駒足から1.8mm外側にずれていました。位置を戻し、駒の厚みを上側で0.2mm落として全体の当たりを揃えています。
神戸・栄町通の弦楽器修理工房です。ヴァイオリン属とギターの調整・修理を、預かったときと返すときの寸法を書き残しながら行っています。どこを何ミリ動かしたのか、返却時にすべてお伝えします。
図の印にふれると、その部位で起きやすいことが出ます。
ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロと、アコースティックギター・クラシックギター・エレキギターを扱います。大きな修理だけでなく、「なんとなく鳴りが悪い」段階でのご相談がいちばん多いです。
駒と魂柱の位置、弦高、ネックの状態を測って合わせます。楽器を壊さずに音と弾き心地を変えられる範囲の作業です。
割れ、接着の剥がれ、ネック折れ、フレットの摩耗。元の材をできるだけ残す方法から検討します。
駒、魂柱、ナット、サドル、指板。既製品が合わない楽器には、その楽器のために削り出します。
年に一度お預かりして、寸法の変化を前回の記録と見比べます。壊れる前に見つかることがほとんどです。
楽器の種類と、いま困っていること、前回の調整からの期間。この3つから、工房で最初に疑う原因と、想定される作業・費用・お預かり日数をお出しします。実物を見ないと確定はできませんが、持ち込む前の見当をつけるには十分です。
2026.07
ヴァイオリン
他の弦に比べて金属的だという相談。魂柱が駒足から1.8mm外側にずれていました。位置を戻し、駒の厚みを上側で0.2mm落として全体の当たりを揃えています。
2026.06
アコースティック
ギター
10年ほど調整なしの1本。順反りとフレットの摩耗が同時に出ていたため、ロッドで反りを戻したうえですり合わせ。サドルは削らず、元の高さを残しました。
2026.05
チェロ
下部の接ぎが15cmほど開いた状態。膠を温め直して閉じ、内側から補強を1枚。乾燥が原因なので、ケース内の湿度管理もあわせてご案内しました。
2009年に開いた小さな工房です。ヴァイオリン属を木戸が、ギターとフレット楽器を有村が担当しています。直して返すだけでなく、その楽器がこれからどう変わっていくか、次はいつ見せてほしいかまでお伝えするようにしています。