木戸弦楽器工房Kido Strings Workshop

鳴らない理由は、
たいてい寸法です。

神戸・栄町通の弦楽器修理工房です。ヴァイオリン属とギターの調整・修理を、預かったときと返すときの寸法を書き残しながら行っています。どこを何ミリ動かしたのか、返却時にすべてお伝えします。

症状から見立てを出す 修理と料金を見る

ヴァイオリンの正面図。工房でよく手を入れる部位に印がついています。

図の印にふれると、その部位で起きやすいことが出ます。

工房の湿度年間を通して48〜55%に保っています。木は湿度で動くため、預かり期間中の環境も作業のうちです。

工房でしていること

ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロと、アコースティックギター・クラシックギター・エレキギターを扱います。大きな修理だけでなく、「なんとなく鳴りが悪い」段階でのご相談がいちばん多いです。

調整

駒と魂柱の位置、弦高、ネックの状態を測って合わせます。楽器を壊さずに音と弾き心地を変えられる範囲の作業です。

修理

割れ、接着の剥がれ、ネック折れ、フレットの摩耗。元の材をできるだけ残す方法から検討します。

部品の製作

駒、魂柱、ナット、サドル、指板。既製品が合わない楽器には、その楽器のために削り出します。

定期点検

年に一度お預かりして、寸法の変化を前回の記録と見比べます。壊れる前に見つかることがほとんどです。

所要 1分ほど入力した内容は工房に送られません。ブラウザの中だけで動きます。

症状から、見立てを出す

楽器の種類と、いま困っていること、前回の調整からの期間。この3つから、工房で最初に疑う原因と、想定される作業・費用・お預かり日数をお出しします。実物を見ないと確定はできませんが、持ち込む前の見当をつけるには十分です。

症状から見立てを出す

記録の見方預かった日の寸法と、返却時の寸法を並べています。琥珀色が返却時の値です。

最近の修理記録

E線だけが鳴りすぎる

他の弦に比べて金属的だという相談。魂柱が駒足から1.8mm外側にずれていました。位置を戻し、駒の厚みを上側で0.2mm落として全体の当たりを揃えています。

12フレット付近でビリつく

10年ほど調整なしの1本。順反りとフレットの摩耗が同時に出ていたため、ロッドで反りを戻したうえですり合わせ。サドルは削らず、元の高さを残しました。

冬に開いた表板の接ぎ目

下部の接ぎが15cmほど開いた状態。膠を温め直して閉じ、内側から補強を1枚。乾燥が原因なので、ケース内の湿度管理もあわせてご案内しました。

修理記録をすべて見る

営業 火〜土 11:00–19:00
日・月 休み
お持ち込みは予約制です

直したあと、どう弾くかまでが仕事です

2009年に開いた小さな工房です。ヴァイオリン属を木戸が、ギターとフレット楽器を有村が担当しています。直して返すだけでなく、その楽器がこれからどう変わっていくか、次はいつ見せてほしいかまでお伝えするようにしています。

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